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更新日:2021.05.31

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 医師6年目の脳神経内科専攻の漆田優樹です。研修2年間を県内の基幹病院で行い、翌3年目より群馬大学の内科専門医研修プログラムに参加いたしました。

 私たちの学年で一番大きく変わったことといえば内科専門医制度が変わり、J-OSLER制度が開始となったことだと思います。いままでの認定制度と変わり、より幅広く疾患を経験し、症例を登録し病歴要約を書くこととなりました。また、全てをオンラインで管理するようになりました。

 始まった頃の私の思いは、「こんなに他科の疾患を多く学ぶことができるのだろうか」、「専門医研修の最初の数年を幅広く内科を学ぶ、ということに使ってしまって良いのだろうか」というものでした。これから内科を専攻しようとしている方々も少なからずこのような思いを持っているのではないでしょうか。しかし、その思いは群馬大学医学部附属病院での3年目の研修をしている間に取り除かれ、いまでは他科の疾患を学ぶことができ、とても実りのある研修になったと考えています。

 群馬大学の研修プログラムでは3年目に大学病院で勤務することが多いと思いますが、その際に自分の専攻以外で症例を経験したい他科のローテーションを決めることができます。私は内分泌内科と腎臓・リウマチ内科をローテートしました。そこで幅広い症例を受け持たせていただき、たくさんのことを教えていただきとても有意義な時間を過ごすことができました。J-OSLERに必要な症例を経験するために来ている、という前提はありますが、各科の先生方は私たちがわかるまで熱心に教えてくださり、今後自分たちがその疾患で困らない様にどうしたらよいか、などまで詳しく教えてくださいました。その経験は現在でも活きており、目の前の患者さんのメインの疾患だけでなく合併症や既往症に対してもよく調べる癖などがついたように思います。高齢化社会を迎えた現代の日本においては、患者さんの多くが高齢者であり、様々な合併症や既往症を持っています。そのため自分の専攻する科で仕事をしていても他科の疾患のマネジメントなどを知っておくことはとても大切なことだと思います。それには群馬大学の内科専門医研修プログラムが最適だと思います。

 この文章を読んで群馬大学の内科専門医研修プログラムを選ぶ先生が増えていただけますと幸いです。