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センター長挨拶

センター長挨拶

  群馬大学医学部附属病院 内科診療センターのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。2026年11月より内科診療センター長を拝命いたしました、腫瘍内科教授の高張大亮です。

 本センターは、循環器内科、呼吸器・アレルギー内科、消化器・肝臓内科、内分泌糖尿病内科、腎臓・リウマチ内科、血液内科、脳神経内科、腫瘍内科の8診療科で構成されています。各診療科がそれぞれの専門性を発揮しつつ、診療・教育・研究の各分野で力を合わせ、群馬県ならびに北関東地域の医療を担っています。

 近年、医学・医療の進歩により各専門領域の診断・治療は高度化し、患者さんに提供できる医療の選択肢も大きく広がりました。その一方で、高齢化に伴い複数の疾患を併せ持つ患者さんが増え、一つの専門領域だけでは対応しきれない場面も少なくありません。こうした時代だからこそ、各診療科の専門性を尊重しながら、内科全体で患者さんを支える体制が欠かせません。私たちは「内科はひとつ」という理念を大切にし、診療科の垣根を越えて連携できる体制づくりを進めてまいります。

 群馬大学医学部附属病院は特定機能病院として、高度な専門医療を提供するとともに、高い専門性を要する疾患や複雑な病態を有する患者さんの診療を担っています。また、外科系診療科や救急部門をはじめとする院内の各部門と協働し、病院全体の診療機能を下支えすることも、内科診療センターの重要な役割です。今後も各診療科の強みを生かした診療体制を一層充実させるとともに、地域の医療機関との連携を深め、患者さんが切れ目なく適切な医療を受けられる環境づくりに努めてまいります。

 若手医師の育成は、大学病院に課せられた最も重要な使命の一つです。本院を基幹施設とする「群馬大学内科専門医プログラム」では、内科基本コース、サブスペシャルティ重点コース、大学院コース、地域医療重点コースの4コースを設け、専攻医一人ひとりの希望や将来像に応じた研修を支援しています。内科医には、幅広い疾患に対応できる総合的な診療能力と、専門領域における深い知識・技術の双方が求められます。各診療科と連携施設の協力のもと、専門性と総合性を兼ね備え、患者さんの立場に立って考えられる内科医を育てることが私たちの目標です。

 群馬県では、地域間の医師偏在や医療提供体制の維持が引き続き大きな課題です。大学病院と地域の医療機関が手を携え、若手医師が多様な診療環境で経験を積める体制を整えることは、人材育成にとどまらず、地域医療の持続的な発展にもつながります。若い先生方が安心して研修に打ち込み、それぞれの目標に向かって成長できるよう、きめ細かな支援を続けていきます。

 研究においては、各診療科の専門性を生かした臨床研究・基礎研究に加え、診療科の枠を越えた共同研究を推進し、新たな診断法・治療法の創出に取り組みます。また、医療のデジタル化や人工知能(AI)の発展は、診療・教育・研究に新たな可能性をもたらしつつあります。こうした技術を適切に取り入れ、医療の質と安全性の向上、医療従事者の負担軽減、教育環境の充実につなげていきたいと考えています。

 内科診療センターは、先人が築いてこられた伝統と実績を受け継ぎながら、8つの診療科が互いに支え合い、それぞれの強みを最大限に発揮できる組織でありたいと考えています。診療・教育・研究の一層の充実を通じて、患者さん、地域の医療機関、そして次世代を担う若い医師の皆さんから信頼される内科診療センターを目指してまいります。

 今後とも、皆様の温かいご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

群馬大学医学部附属病院
内科診療センター長
高張 大亮

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