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専門医プログラム

専門医プログラム

群馬大学内科専門医プログラムについて

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平成30年度から新専門医プログラムが開始しました。

64名の専攻医が群馬大学内科専門医プログラムで研修をスタートさせています。

研修目標は「専門性をもったジェネラリスト: Special & General Physician: SGP

 従来、群馬県内のほとんどの臨床研修病院は当院のシニアレジデントプログラムと連携しておりました。その経験を踏まえ、後期研修後のsubspecialty専門医の取得、大学院進学や海外留学など、長いスパンのキャリアプランを考えられるのが「群馬大学内科専門医プログラム」の強みです。

 内科専攻医としてのGeneralityを重視しつつ、内科系Subspecialty分野の研修を専攻医1年目から選択する、いわゆる「並行研修」も選択可能です。詳しい内容については下記リンクからご確認ください。

 

2024群馬大学医学部附属病院内科専門医研修プログラム】

 
群馬大学医学部附属病院内科診療センターでは、2025年度も内科専門医プログラム専攻医を募集いたします。
書類の提出先・お問い合わせ先
群馬大学医学部附属病院 臨床研修センター事務局
371-8511
群馬県前橋市昭和町3-39-15
TEL027-220-78937736

*群馬大学医学部附属病院内科専門医研修プログラム第三期生の優秀専攻医が決定しました。

循環器内科        松本直大 先生
腎臓・リウマチ内科   中村美紀 先生
表彰式は2023年9月21日に行われた第27回内科グランドカンファレンスにて行われました。
【第27回内科グランドカンファレンス】
先生方から表彰に関してメッセージをいただいています。
■内科専攻医 第三期生からのメッセージ  

 循環器内科 入局4年目の松本直大と申します。この度は優秀専攻医に選出頂き、誠にありがとうございます。このような賞を頂けたのは担当指導医としてご指導頂いた小板橋先生をはじめとした諸先輩方と、日々支えてくださった同僚、後輩の皆様のおかげと心得ております。まだまだ未熟物ですので、皆様のご期待に沿えるよう、より一層仕事に精進して参ります。今後とも引き続きのご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

循環器内科  松本直大 先生


 お世話になった指導医の先生方に深く感謝申し上げます。内科医として精進したいと思いますので、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

腎臓・リウマチ内科 中村美紀 先生

専門医・専攻医からのメッセージ

循環器内科
 反町秀美

 私は2年間の初期臨床研修終了後に循環器内科医として勤務しました。心臓超音波による心機能評価、心不全の血行動態に興味を持ち、医師5年目に当院循環器内科に勤務するとともに大学院博士課程に進学しました。臨床研究を行い、成果を海外学会等で発表する機会をいただけるようになり、その中で海外留学の希望をもちました。先輩医師の留学先であった、心不全の運動負荷中の血行動態評価で世界をリードする米国メイヨークリニックのBarry A. Borlaug教授の研究室へ2年半の間、留学させていただきました。心不全の病態についての多くの研究に関わることができ、さらに世界のさまざまな地域から集まるフェローとの交流や、異国の文化に触れるかけがえのない経験であったと実感しています。
 群馬大学は経験豊富な指導医から研究の指導を受ける環境が整っており、また海外留学の機会にも恵まれるとてもよい環境であると思います。

当院や当科を検討されている先生方へ 〜女性医師、呼吸器内科医として〜

呼吸器・アレルギー内科
 澤田友里

 現在、呼吸器専門医として、子育てをしながら外来・入院診療、急患対応、学生教育、臨床研究などを行っています。以前のフルタイム勤務でなく、当院の「医師ワークライフ支援プログラム」に登録し、短時間勤務をしています。これは出産育児や介護など家庭の都合で通常勤務が出来ない期間も、支援を受けながら離職せずに働くことが出来る当院の制度です。現代の風潮として、性別にとらわれずに仕事や家庭での役割を分担することが求められ、実際に男女問わず多くの先生がこのプログラムに登録しています。また病院全体として男性の育休取得が勧められたり、時間外勤務を減らす取り組みが行われたり、様々な方面から私たちが働きやすいように環境整備が進んでいます。
 私が専門とする呼吸器内科学は、胸部異常影や咳の鑑別など、医師としてどの診療科に進んでも日常的に経験するものから、腫瘍性疾患、感染症、間質性肺疾患、閉塞性肺疾患、アレルギー・膠原病関連肺疾患など多岐に渡ります。一般内科医師として必要な診療能力を身につけられ、その上で興味のある分野を掘り下げて研究出来る点は奥深く、やりがいを感じています。疾患の特性上、急な病態変化もあり、忙しくもありますが、診療科内で連携しながらお互いに支え合って働いています。特に当科では自分のペースで、自分のビジョンに沿って活躍するためのサポート体制があり、私のように一時的に短時間勤務をしている先生も多くいますし、海外や国内への留学、研究活動など多方面で活躍されている先生がいます。働きやすい環境がととのうことで、結果としてより良い医療を提供出来ることにつながると考えています。
 今後も精進しながら医師として活躍していきたいですし、一緒に医師として、呼吸器内科医として働ける仲間もお待ちしています。

消化器・肝臓内科の魅力

消化器・肝臓内科
 佐藤圭吾

 消化器・肝臓内科は、消化管(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸)、肝臓、胆嚢、膵臓等の非常に多くの臓器を扱う領域です。消化管、肝臓、胆膵チームに分かれており、それぞれの分野に秀でた医師を中心として様々な診断や治療を行っております。当科の特色として手技が多く、消化管腫瘍や炎症性腸疾患(IBD)に対する内視鏡診断・治療、肝疾患に対する経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)や内視鏡的静脈瘤効果療法(EIS)・内視鏡的静脈瘤結紮療法(EVL)、胆膵疾患に対する超音波内視鏡(EUS)・内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)等、幅広く専門的な検査・治療を行っております。最先端の内視鏡システムを導入しており、最前線の医療知識や技術を学ぶには魅力的な環境が整っております。
 研修医の先生やレジデントの先生と一緒に診療する中で、特に興味を持って頂くものは内視鏡手技が最も多いです。当院には内視鏡手技を獲得するためにシミュレーターがあり、とても好評です。まずはシミュレーターで研鑽を積んでから実践に入り、上部消化管内視鏡検査(EGD)や下部消化管内視鏡検査(CS)手技を獲得します。そして、やがては内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)等の専門的な治療も徐々に出来るようになり、早期の胃癌や大腸癌を治癒させることが出来るようになります。いつでも上級医が指導する環境が整っており、安心して手技を学ぶことが出来ます。私自身も経験してきたことですが、手技が少しでも出来るようになる度に成長を感じ、達成感、充実感を段階的に得ることができます。
 また、臨床面だけでなく研究面にも力を入れており、生体ブタを用いた基礎研究や、関連病院等にご協力頂き症例データを収集し解析する等の臨床研究も多く行っております。私自身も社会人大学院生であり、生体ブタを用いた研究を行っております。具体的には、生体ブタに対して全身麻酔を施し、内視鏡スコープを挿入して新たな治療法やデバイスの開発に携わる研究を行っています。上級医のサポートも手厚く研究に興味がある方も当科で充実した日々を過ごせることと思います。
 以上のように様々な面において学べる環境が整っております。消化器・肝臓内科の魅力は多岐にわたりますが、まずは内視鏡に触れてみることが楽しさを知る第一歩と思います。皆さんと一緒に診療及び研究をできることを楽しみにしています。

スペシャリストかつジェネラリストとして成長できます

内分泌糖尿病内科
 関口奨

 内分泌糖尿病内科は直接目では見ることのできないホルモンを診療対象とした科です。糖尿病を始めとした代謝疾患、甲状腺疾患、副腎疾患、下垂体疾患などを対象に診療を行っております。内分泌疾患は全身疾患であり、ホルモンの全身への作用により生じる全身性の非特異的症状からいかに内分泌疾患を想起するか、というところに内分泌疾患診療の面白さがあります。丁寧に病歴聴取や身体診察を行い、一見コモンディジーズや他臓器による疾患を思わせる症状から内分泌疾患を見出し、早期診断・治療に繋げられるかが重要となります。的確な診断を行うためには、内分泌疾患の知識だけではなく、幅広い知識を身に付けることが必要となります。当院の研修プログラムでは多くの内分泌疾患を学ぶ機会があり、また県内だけではなく北関東から希少な内分泌疾患の症例の紹介もあるため、学ぶ機会が不足することはありません。
 内分泌疾患の中でも糖尿病は、診断自体は容易ですが、血糖が上昇するその背景を病態的な要因だけでなく、社会的背景も含めて明らかにし、患者さんと相談しながら最良の治療を目指していきます。糖尿病は血糖の上昇が軽度であれば、ほとんど症状を自覚することは無く、糖尿病による合併症に関しても、進行するまで自覚症状が出ないものが多いです。そのため糖尿病治療や合併症予防の重要性を患者さんに理解してもらい、患者さん自身が主体的に治療に関わり、共に治療方針を考えていけることを目指していきます。また糖尿病による合併症は多くの臓器に及び、合併症予防の観点からは脂質異常や高血圧などの代謝異常の治療も必要となるため、科を横断したジェネラリストとしての能力を身に付けることができます。
 当科では指導医のサポートやフィードバック体制も整っており、大学病院でも関連病院でも、診療の中で困ったことがあればすぐに相談することができます。慢性疾患を主として扱い、手技の少ない当科ではありますが、その分一つ一つのことを、腰をじっくり据えて考えることのできる科だと思っています。
興味を持っていただいた方はぜひ当科に研修・見学へに来てください。大歓迎です。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしております。

幅広い専門疾患を網羅的に経験でき、自信を持って診療できるようになりました

腎臓・リウマチ内科
 佐藤広宣

 腎臓・リウマチ内科は腎疾患とリウマチ・膠原病疾患の二つの領域を軸に診療しています。具体的には関節リウマチや全身性エリテマトーデス、血管炎、慢性腎臓病や急性腎障害・ネフローゼ症候群などの疾患が対象になります。ステロイドや免疫抑制剤等を用いた治療を主に行なっております。
 腎臓・リウマチ領域に関する専門知識だけではなく、循環動態、IN/OUTバランス、電解質・酸塩基平衡の管理、感染症に対する治療など全身管理を求められます。全身を診ることができる医師が必要とされる現在、専門〜プライマリまで学べるという意味では内科志望の方には適した診療科だと思います。
 群馬大学の研修プログラムでは幅広い専門疾患を網羅的に主担当医として経験することができ、自信に繋がりました。
 病歴聴取や身体診察、検査所見などから診断に至るプロセスは内科学として非常に面白くやりがいがあります。そして診断後も治療まで当科で完結することが多いです。患者さんが「普段の生活に戻る」ことができるように、「仕事に復帰」できるように一生懸命に対応させて頂きます。入院で担当していた患者さんが退院して日常生活に戻り、元気な姿で外来を受診してくれる時ほど喜ばしいことはありません。
 また、上級医の指導体制もしっかりしており、勉強する時間も十分にあります。加えて、オンオフがはっきりしており仕事以外のプライベートも充実させることができます。
 少しでも興味のある方は当科でぜひ研修してください。一緒に働ける日を楽しみにしています。

内科医としての幅広い知識と対応力が身に付きます

血液内科
 吉田源也

 こんにちは。血液内科専攻医の吉田源也と申します。
 皆さんは、血液内科にどんなイメージをお持ちですか? 「難しくてよくわからない」「マニアックで地味…」 こんな風に思って、敬遠している方も多いのではないでしょうか。しかし、それはもったいないと思います! 血液内科はとてもダイナミックで面白い科です。専攻医の立場から、血液内科の魅力、および群馬大学血液内科について紹介させて頂きます。
 血液内科では、悪性腫瘍に対して、基本的に手術をすることがないため、内科だけで治療が完結します。診断から治療、フォローアップまで、一人ひとりの患者さんと長く付き合っていくこととなります。白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患は患者さんの生命に直結することが多いですが、その分治療がうまくいった時の達成感は大きなものがあります。
 また、抗がん剤治療では併存疾患や副作用のマネジメントが重要となり、感染症、循環器、消化器、神経など全ての分野の知識が要求されます。血液内科のSpecialistとしてだけでなく、全身を診るGeneralistにもなることができ、内科医としての幅広い知識と対応力が身に付きます。
 骨髄穿刺/生検、中心静脈カテーテル挿入、腰椎穿刺など手技も経験することができるのも魅力の一つです。
 さらに、血液内科領域では日進月歩の勢いで新しい治療が開発されています。最近の例としては、T細胞を取り出して遺伝子改変を行うCAR-T療法が挙げられます。その他にも新規の抗体薬などが次々と登場し、絶えず治療がアップデートされています。
 群馬大学血液内科では、関連病院と連携し、群馬県内および近隣地域の患者さんの診療に当たっています。大学病院や済生会前橋病院では、同種造血幹細胞移植(強力な抗がん剤治療を併用し、他者の造血幹細胞を移植する)などダイナミックな治療も行っています。
 また、群馬大学血液内科は、造血器腫瘍だけでなく、血栓止血性疾患、HIV感染症など様々な分野を扱っています。
 当科では専攻医をサポートする体制が整っており、日々の診療で困ったことがあればチームの先輩医師や指導医に相談することができます。学会発表のチャンスを頂くこともでき、私も国内学会で複数回発表を行いましたが、大変勉強になりました。
 ここまで読んで、群馬大学血液内科に興味を持ってくれた方は是非見学・研修にいらして下さい。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

屋根瓦式の教育体制のもと、皆さんの成長をサポートします

脳神経内科
 中村琢洋

 脳神経内科の中村琢洋と申します。
 脳神経内科の分野は近年、脊髄性筋萎縮症や一部の筋ジストロフィーに対するアンチセンスオリゴヌクレオチド治療を皮切りに、難治性神経免疫疾患に対す るモノクローナル抗体製剤などが次々と承認され、治療の黎明期にあると言えます。更に、治療が不可能であると考えられてきたアルツハイマー病の抗体療法の効果が示され、今後も間違いなく発展し続ける分野です。そして新しい治療が開発されるとともに、正しい診断を下す神経内科専門医のニーズが国内・世界的にも高まってきています。先人達が積み上げてきた古典的神経学的診察法と、最新の治療法を繋ぎ合わせるのが我々の使命であり、この仕事は今後Artificial intelligence(AI)に取って代わられる事の無い極めて重要な役割であります。
 当科の教育体制として、後期研修医の皆さんには3-5人程度からなる屋根瓦式のチームに分かれて主に入院患者を担当してもらいます。直接の指導には年齢の近い先生があたるため、上級医に相談しやすい体制が整っています。その中で系統的な神経学的診察法、神経疾患の考え方を学んでもらい、「難解」と考えられている神経疾患を紐解いていくプロセスを強力に身に着けてもらいます。専門性の高い腰椎穿刺・筋電図検査・神経伝導検査なども、上級医の指導のもと積極的に担当してもらい、正確な手技を習得してもらいます。また定期的なミニレクチャー・抄読会・ケーススタディなどを開催しており、最先端かつ高度な診療を習得するため、医局・指導医全体で皆さんの成長をサポートします。
 脳神経内科では、いわゆる「不定愁訴」が重要な疾患の手がかりである事も少なくありません。また自律神経障害や傍腫瘍症候群、免疫チェックポイント阻害薬によるirAEなど、極めて幅広く多臓器に関連する疾患をカバーしています。そのため研修を通して、他科の先生との連携を行う能力やジェネラリストとしての能力も重要となってきます。当科では関連病院でもチーム医療を実践しており、大学病院以外での教育体制も整っています。common diseaseから極めて専門性の高い神経疾患まで幅広く経験する事ができるため、皆さんの希望に併せて充実した研修を送ることが出来ると思います。
 いま急速に発展している「治す脳神経内科」を目指し、皆さんと一緒に診療ができることを楽しみにしています。

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