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更新日:2016.06.08

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 近年、循環器疾患(心臓疾患)は日本人の死因の上位を占める主要な疾患であり、循環器内科医の需要やその果たす役割は益々大きなものになっています。その一方で、循環器内科領域のおける診断・治療法の進歩は目覚ましいものがあり、従来難病であった多くの疾患を“診れる”“治せる”時代になってきました。私たち群馬大学内科診療センター「循環器内科」は、群馬県内の循環器診療の中核施設として、すべての循環器疾患に対して患者さん本位で高度な専門的診療を行うと同時に、総合病院・大学病院内科診療センターの中の一診療科としての利点を生かして全人的医療を行い得る総合力のある診療科であると考えております。
 私たちは日常診療の中で、一循環器内科として目の前にいる患者さんの診療をすると同時に、医師それぞれが自分のサブスペシャリティをもち、それを高めるために日々臨床研究も並行して行っております。
 具体的には「虚血性心疾患」「心不全」「不整脈」の治療3分野と、「心臓超音波」「核医学(シンチグラフィなど)」「心臓CT/MRI」による診断部門とに分かれており、それぞれのサブスペシャリティに秀でた医師が協力して診療/教育に携わっております。
 中でも週1回行っている循環器カンファレンスは、それぞれが知識を結集して患者さん一人一人について深く討議し、非常に有意義なものとなっております。ぜひ一度カンファレンスに参加し同じ空間を共有しましょう。「百聞は一見に如かず」です。
 研修医やレジデントの先生と一緒に診療に携わる中で、循環器疾患に興味を持っている人は数多くいるという印象がありますが、よく「循環器は急変が多く自分で診ることができるか不安、診られるかわからないから不安」という意見も同様に多く聞かれます。実は私自身も学生時代同様に考えておりましたが、現在は考えが違います。「医師として診療をすること自体誰しも不安があり、知らないことを診るのはもっと不安」だと。だからこそ興味があった「心臓/不整脈」を自分のサブスペシャリティに選び、自らがその領域に飛び込むことでその不安を少しでも払拭しようと決めたのです。
 循環器疾患は興味こそあるけど「こわい」から選ばない、のではなく「こわい」からこそ飛び込んでほしいのです。患者さん一人一人についてともに考え、診療することによってお互いに学んでいきましょう。お待ちしております。