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更新日:2016.06.09

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 全身を還流するホルモンは、直接眼でみることはできません。内分泌代謝学、糖尿病学で扱う疾患は、直接目視できない病気の本体を、臨床徴候や検査値から読み取って診断・治療することが多く、病態を把握する思考力と経験が重要な領域と言えます。そのためには、病歴聴取の方法、身体所見の取り方、必要な検査の構築、検査値の判断といったことを指導医の元で正しく身に付ける必要があります。
 当科では日本内分泌学会及び日本糖尿病学会、日本甲状腺学会、日本肥満学会の専門医研修カリキュラムに従って、内科専門医プログラムを提供しております。初期研修2年修了後、群馬大学医学部附属病院内科診療センター及び関連施設において日本内科学会総合専門医の取得のためのプログラムだけでなく、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本甲状腺学会、日本肥満学会の専門医取得のために十分な症例を経験することが出来ます。
 当院は、群馬県の3次救急施設として群馬県全県からのみならず、北関東の内分泌代謝、糖尿病診療の中心施設として甲状腺クリーゼなどの内分泌クリーゼや糖尿病性昏睡、重症電解質異常などの疾患患者が搬送され、これらの症例を経験することにより、多くの他科の先生と協力連携し高度なチーム医療を体験できます。
 一般病棟では、常時、下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患、インスリノーマ・ガストリノーマなどの内分泌腫瘍疾患や、1型糖尿病、糖尿病合併妊娠などの症例をかかえ、患者さん1人につき1人の指導医/上級医がつき、マンツーマンで指導にあたっております。また、糖尿病や甲状腺疾患、内分泌性高血圧症などの患者さんの外来診療も経験して頂きます。
 内科専門医プログラムの3年目から大学院への進学も可能で、臨床研究や基礎研究を指導、サポートする体制も整っております。