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センター長挨拶

センター長挨拶



群馬大学医学部附属病院 内科診療センターのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。2023年4月より同センターのセンター長に就任いたしました浦岡 俊夫でございます。

本学の講座再編に伴い2015年に新設された本センターは、7つの臓器別診療科(循環器内科、呼吸器・アレルギー内科、消化器・肝臓内科、内分泌糖尿病内科、腎臓・リウマチ内科、血液内科、脳神経内科)からなる約150名の医師が所属する組織です。2023年度中には、新たに腫瘍内科も加わり、8つの診療科から構成されることとなります。私たちは、群馬県内唯一の大学病院の内科として、関連病院と密接な連携をとりながら、高いレベルでの臨床・教育・研究に取り組んでいます。

<より良き内科診療を目指す>

診療面では、各診療科および分野のプロフェッショナルが綿密に連携しながら、診療機能の強化に取り組んでいます。当院は、群馬県がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療連携病院、群馬県アレルギー疾患医療拠点病院、難病指定医療機関、群馬県地域災害拠点病院、エイズ治療の中核拠点病院、都道府県肝疾患診療連携拠点病院、第一種感染症指定医療機関、認知症疾患医療センターなどの指定・承認を受けておりますが、その多くにおいて内科診療センターは中心的な役割を担っております。

医療現場では、医療安全を担保しつつ、より高度先進的医療を提供する挑戦の連続であり、私たちには専門知識・技術および人間性の向上が求められますが、その努力は将来の医療の発展に大きく貢献するものと信じています。そして、今後の社会情勢の変化に柔軟に対応しながら、より良い医療を目指し続けて参ります。

<良医の育成>

私たちは、医学科学生、次世代を担う初期研修医・内科専攻医、サブスペシャリティー領域専門医を目指す医師など若手医師の皆さんの成長と発展を支援するために存在しています。特に内科専攻医の教育においては、群大病院を基幹施設として「群馬大学内科専門医プログラム」を作成し、群馬県ならびに近隣県の施設と連携して内科研修を実施しています。内科基本コース、サブスペ重点コース、大学院コース、地域医療重点コースの4つコースがあり、専攻医一人一人と相談しながら診療科ローテーションを決めるなど、希望に添う研修プログラムを提供しています。

医療は絶え間ない学びと成長の場であり、私たちは皆さんがそのプロセスをより有意義に過ごせるように、皆さんが自信を持ち、情熱を持って医療に取り組めるようにお手伝いしたいと考えています。そのために医療の最新動向やトレンド、専門分野のガイドラインなど、幅広いトピックについての情報を提供しています。また、多様化しているキャリアパスや進路に関するアドバイス、成功に向けたヒントやストーリーも共有して参ります。

最後になりますが、内科診療センターが未来に向けて歩んでいくためには、私たちの努力のみならず、皆さまからの率直なご意見やご支援が必要です。

何卒、宜しくお願いいたします。

2023年4月

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